| @我が国の農地面積は約480 万ha、基幹農業水利施設の現在価格は約25 兆円、農業水路の総延 長は、約40 万km(地球の約10 周分の距離)、ため池は約21 万ケ所に上ります。 A瑞穂の国として、これだけの規模の水利施設で農地に水を配り、水田に満々と水を貯える「水土里 ネット」(土地改良区)の仕組みが、「食」と「農」を支えています。同時に美しい景観や多様な生態系 などの「里」の多面的機能を維持しており、都市住民も含めた国民全体の生活や経済の安定に寄与 しています。 B水土里ネットは農地資源や水資源等の地域資源を管理する主体であり、それらの資源利用の調整役 です。水土里ネットが地域住民や「里」に関心のある様々なグループと連携して、その機能を十分に 発揮できるよう、「21 世紀創造運動」を支援するとともに、様々な具体的政策を展開します。 |
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| @国営土地改良事業で造成された基幹的な農業水利施設の3 分の2 を、都道府県営事業で造成 されたもののほとんどを水土里ネットが管理していますが、農村の混住化や兼業化の進展、施設の 大規模化や高度化により土地改良施設の維持管理費は増加する傾向にあります。一方、農業を取り 巻く厳しい情勢から賦課金を引き上げにくい状況にあり、加えて、集落機能の低下、組合員の減少 など、水土里ネットをとりまく環境は厳しいものになっています。しかしながら、今後とも膨大な基幹水利 ストックを維持し、更に担い手への農地集積等の構造政策の進展や新しい米政策改革に伴う施設管理 の変化にも対応していくために、水土里ネットの体制を強化し、土地改良施設の維持管理制度の 拡充が不可欠であり、この課題の解決に真正面から取り組んでいきます。 A施設の更新に関して、ライフサイクルコストの概念を導入し、予防保全による施設の長寿命化と、更新 費用の最小化に向けた取り組みを強化し、施設の故障が致命的になる前に適切な対策を実施する 予防保全への転換を図るとともに、機動的な更新の体制を整備していきます。更に突発的な事故に 対する制度の拡充にも取り組んでいきます。 B今まで、国営造成施設を中心に維持管理制度の拡充をしてきましたが、更に様々な視点から維持管 理制度の拡充を検討し、併せて、水土里ネットの運営基盤の強化を図ります。とりわけ、数多くの 中小規模の水土里ネットに対しての支援を積極的に進めます。 |
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●農業水利施設のストックが増大しています
●施設の更新・維持管理体制の強化が必要です
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| @水土里ネットが農業生産法人の設立を支援したり、担い手への農地流動化や営農指導などを行う 事例が見られます。水土里ネットが培ってきた水と農地を中心としたノウハウを活用して、地域を活性 化する新たな活動を支援します。 Aグランドワーク活動などを通じて、水土里ネットが中心となり地域住民や生活関連のグループなどと連携 した新たな地域資源の管理体制を構築することにより、多面的機能を重視した国づくりを実現します。 B「里」の多面的機能は、環境との調和に配慮した施設整備や水管理と環境保全型農業の実施が 一体となって強化されます。水土里ネットが「里」の多面的機能を発揮する農業を推進する活動を 支援するための様々な施策を検討します。 |
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