今後の農業農村整備への提言                                       
参議院議員 佐藤昭郎
1.変わらないもの
  国土の骨格としての社会資本の存在
    「ハード」 ・40万kmの水路 ・7千カ所の頭首工、機場 ・22万カ所の溜池
      ・470万haの農地(日本水土図鑑 別紙参照)
「ソフト」  ・6千の土地改良区 ・職員1万2千人 役員5万5千人 組合員396万人
  四季の変化に富んだ美しい島国 アジアモンスーン地帯 稲作適地
 

農業農村についての国民の期待
安全・安心・良質の国産農産物  歴史・文化・伝統を含めた多面的機能

 

2.変わっていくもの
  気候変動  地球温暖化 人口増加95億人  食料・エネルギーの逼迫
  グローバル化  BRICSの台頭 海外市場の拡大 農産物輸出1兆円
WTO・FTA交渉の進展
 

少子高齢化  過疎化  都市と地方の格差  国内市場の縮小 
バランスのとれた経済成長  福祉の充実  共同体意識の希薄化

 

3.農業農村整備・土地改良の目指す方向
  建設主体の制度から維持管理主体の制度へ本格的転換
    法制度 → 「土地改良法」から「水土管理法」へ
予算 → 建設事業から維持管理へのシフト
  土地改良区への正当な評価と役割の拡充
     土地改良区・水土里ネットの多面的機能評価と活動支援
   「水土保全隊」 農地情報 農地利用集積 耕作放棄防止
   「水土管理」における土地改良区・地方公共団体・国の役割分担の明確化
  「水土管理」の重要性を国民に理解してもらうための広報活動
    農地・水・環境保全向上対策の充実強化  「水土里の日」 「疎水サミット」
  整備された水土を100%活用する  安全・安心・良質の農産物
   

食料自給率より食料供給力の重要性  バイオマスニッポンの本格展開